微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

水曜はセンター

 今日は鍼灸センターで臨床の日。ボクの担当する患者さんは、みんな忙しいらしく、キャンセルもありで1人だけ。ずいぶんのんびりだなー、ということで、突発的な話は確実のボクに振られる予感。

 水曜班のメンバーの1人が腰をやっちまったらしく、空き時間に診てあげなよ、ということで治療。ぎっくり腰的なやつですかね。まぁ身内という気安さもあり、きつめの鍼をぐりぐりと。少し楽になったとは言ってくれましたが、まぁ効かなかったとは言えないよな。

 で、夕方、みんなが見事にふさがっている時間に新規の患者さん。いつもはボクもなじみの患者さんを診ている時間帯ですが、今日はヒマなのでボクに回ってきました。腰痛だってことで、あれかこれかあれだな、的なシュミレーションをしつつ患者さんに会って話を聞くと、まぁ全然違うし、そういうの初めてだし、みたいな症状。親分と相談して治療計画を立てたのですが、それにしても君にはこういう珍しい患者さんが来るねぇ、なんて言われちゃうぐらい引きが強いワタクシ。こういう患者さんも大学の鍼灸センターならではなんでしょうけどね。

 夜の勉強会は頻尿のお話。病気事態の説明と、鍼灸で効果が認められる場合と認められない場合の話が面白かったかな。

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 大学の鍼灸センターで勉強していてつくづく思うのは、鍼治療の優位性は確かにあるけど、鍼の限界もあるってことを強く認識しなきゃ、ってことです。効果があるなら鍼治療で、でも患者さんにとってのベストの選択が西洋医学なら、迷わずそっちに回せ、ってことですよ。そういえばうちの父親もそういう意味ではあまりこだわりのない人で、なんか嫌な感じがあると、すぐ病院に連絡して診てもらってましたっけ。治療機会は失うけど、患者は失わないって言ってましたね。田舎で長く鍼灸をやるってのはそういうことなのかもしれません。

 で、夜はいつもの沖縄料理屋で反省会。こうして今日もいつもの水曜日な感じでした(でもないか)。