通り雨

　例のTシャツの発注と振込みを済ませて、これでとりあえずボクのすべき事は終わり。やれやれですよ。

　Tシャツの作成については、ちょっとごたついちゃったりもしたのですが、文句を言われた件について分析してみると、時間がなかったので、こっちでぱぱぱっと決めちゃってどんどん話を進める手法が、みんなで話し合ってゆっくり話をすすめたい人にはずいぶん違和感があったということと、話をかぶせてきたり、ロゴマークの提案をしてきた人に対して、ならそっちで段取りをしてくれ、と仕事を振った事についても、ただ言ってみただけで、リーダーシップをとって最終的な責任をとる準備がなかった人にとっては、急に無茶振りされたように思えた、ということのようです。まあ、ロゴマークの提案ったって、メモ用紙に手書きのもので、それを版下にするのには、それこそ線の太さから決めなきゃならないので、そういう業者のデザイナーとの折衝は自分でやれよ、ということなんですけどね。そんな落書きみたいなメモが、とつぜんきれいなデザインでTシャツになるなんて、それこそ魔法でも使わないとできないって。

　今回学んだ事は、いろいろ口出すからには、当然デザイン実務や業者への発注などの仕事の進め方がわかっていっていると思っていましたが、そういうことには一切無知で、ただ思いつきで口を出す奴がいるということ、そしてそういう場合にはまともに取り合わずにスルーすべきであるということですね。それにしても日本人は「みんなで」とか「話し合いで」というのが好きなんだなぁ。あらためて勉強になりました。まあ、そういうのが嫌でカナダ人になったんですけどね。

　前にいた会社でも、エンジニアとずいぶんけんかをしましたが、優先順位や見解の違いはあれど、彼らもプロで、必ず妥協点を見出すことができたわけで、なんかそういう建設的なけんかがなつかしく思えましたねぇ。仕事の後に飲みに行ったりして仲良くなっても、相変わらず職場ではけんかしてましたが。

　学校に出かけるタイミングで、ものすごい雨。

でも電車に乗っているうちに雨雲を追い越したらしく、駅から学校までは何とかもちこたえました。でもってふたコマ目の灸実技の時間、今日は実技テストだったのですが、大雨警報が出ていて、浸水だとか冠水だとか、なんかそんな情報があったようで、早めに終わらせて、早めに帰ろう、ということで、早めに終了。いそいで帰ったのですが、ふたを開けてみれば、学校からうちまで一切雨が降ることもなく、平穏無事でした。雨はいったいどこに行ったのさ。