微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

今年のこと

 さて、今年はどんな年だったかなと振り返り。まず今年の初めは修士論文から、ですかね。1月の修士論文提出も人生2度目だった割には手慣れた感じもなく、いろいろな人に助けてもらってなんとかって感じでした。皆様お世話になりました。で、2月の口頭試問も(教授会も)なんとかクリアして博士前期課程も無事修了。3月には卒業式(学位授与式)でした。多分ボクの人生で学生でいるのもこれで最後なんだろうな。

 4月からは研究生として大学に籍をおきつつ、鍼灸センターで臨床にあたることになったわけですが、火曜日ゼミ、水曜日鍼灸センターというスケジュールでの日々。去年までは水曜と木曜日連続で鍼灸センターで臨床だったので、それが1日になって体は楽かな。

 5月は学会。名古屋です。カナダの鍼灸事情の発表。正直なところ症例報告と違うので、学会での注目度はいまいちですが、あまりほかに研究している人がいないのが売りです。

 6月からは実家の鍼灸院の手伝い。木曜日に銚子に帰って月曜日に東京に帰る日々。最初は移動だけでぐったりする感じでしたが、だんだん慣れてくるものです。

 実家も最初は掃除からですね。30年分のいろいろなものが積み重なっている感じ。父親も、母親が亡くなってからうちの細かいことには手が回らなくなっていたようで、そのあたりをきっちりしつつ、治療室はちょっとボク風にアレンジしたり。とりあえずの掃除と準備が終わるともう梅雨も明けてすっかり夏でした。

 夏にはうちに出入りしている子ネコがちょっと危ない感じで、病院に連れて行ったり、口をこじ開けてミルクを飲ませたり、まぁ大変。ちょうどお盆休みだったのでつきっきりで看病することができたのがよかったかな。ともかく2匹ともなんとか乗り切って、今は元気にやってます。

 9月以降は少しペースもつかめてきて、少なくとも銚子にいるときはなかなか健康的な生活。朝7時半に起きて、離れの治療室に出勤、まずネコたちにご飯をあげて、シャワーを浴びて、治療室の掃除、9時のオープンに備えます。で、患者さんがいないときは新聞の切り抜き、床の拭き掃除、ちょっと難しめの症状の患者さんの治療法の確認、鍼とお灸の在庫の確認、うたた寝などなど。昼食と夕食は父親の担当で、できあがると呼びに来るので、母屋で食事。夜はカルテ整理とか雑務(本を読んだりビデオ見たりもします)。それで12時ごろに就寝。最初のころはスーパーやホームセンターに買い物に行ってたりもしたんですが、最近はアマゾン、ヨドバシカメラアスクルで買い物を済ませちゃうので、ほぼ1日敷地から出ない感じの毎日です。

 11月は弊社の決算。これは毎年のことですが、なかなかたいへん。でも今年は忙しいこともわかっていたので、夏の終わりごろから少しづつ作業を進めており、例年よりは騒ぎが小さかったような気がします。

 12月は来年の学会の発表テーマを決めて抄録を事前に登録する作業。25日が締切(31日まで伸びたとのうわさもあり)でしたが、20日に無事に登録を済ませ、27日には年賀状も書き終えて投函したので、やっと全日程終了。やれやれ。

 鍼灸に関しては、治療院のカルテ整理やホームページ作成もひと段落したので、治療院の運営についてこの次は何をするか、って感じですが、まずはこのまま惰性にならずに日々精進することでしょうね。慢心せず腕を磨かねば。鍼灸の研究というか、勉強がすこし手薄だった気もしています。今年は準備とか、新しい環境に慣れるのにちょっと時間とエネルギーを取られちゃった感じなので、来年からはもっと論文を読んだり本を読んだりしたいものです。

 来年は六星占術的には大殺界なので、あまり大きく動ず、守りを固める年のようです。友達に立ててもらった易でも、あまり積極的に攻め込まない方がいい感じの卦でしたし。幸いなことにいろいろなことを今年のうちに始めることができたので、来年はそれをメンテナンスしつつ、自身の実力を蓄えることに努めたいと思ってます。

 1年いろいろお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします。