微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

今週のこと

 ちょっと忙しかったのと、体調不良でほとんどうちの中にいた1週間。うちの中で生きて行ければそれでもいいじゃんって感じですけど、ネコかよ。

 今週読んだ本

●狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎 (講談社文庫) https://amzn.to/2G4zBgX

 なんかKindleでセールだったから買ってみたんですけど、予想外に面白かったです。旗本の長男が勘当されて刀剣商に婿入りして、って話なんですけど、出てくる人間が魅力的ですし、凄惨なシーンがないのもいいかな。続編があるので読んでみなくては。

●継続捜査ゼミ (講談社文庫) https://amzn.to/2uTrddq

 元警察官が大学の教員になってさ、という話。大学で教えるのって楽しいよね。まぁ学生によるんでしょうが。出てくる犯罪捜査の中身はたいしたことないですけど、シチュエーションとかは楽しめるかな。

●捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書) https://amzn.to/2UBGaPV

 面白かった。例えば融資など顧客との付き合いの際に、銀行は数値化できないものをどう評価するかがポイントになってくるだろうって話で、信用金庫などはそういう方向にかじを切ったというか、本来のあるべき姿に戻って生き残りを図っているところがある、みたいな内容でした。でも最近のネットニュースによれば、ネット銀行なんかでは、融資判断をAIで行うなんて動きもあるみたいだから、銀行生き残りのためにまるっきり逆の2つアプローチがあるってことなんですかね。この、徹底的に寄り添ってスペシャルなサービスを提供する動きと、徹底的にコストを削減する、って2つの態度はどんな業界にも当てはまることなのかも、なんてことを考えちゃいました。

●MBO マネジメント・バイアウト (幻冬舎文庫) https://amzn.to/2UB6dXz

 面白かったような気もするんだけど、なんか読後の高揚感というか、スカッとした感じがないんだよな。登場人物にも、あまり感情移入できなかったしな。うーん。

マッキントッシュ・ハイ https://amzn.to/2G6lSGh

●希望のマッキントッシュ Digital Drug https://amzn.to/2G5b5fn

 両方とも山川健一のマック本。マッキントッシュ・ハイが1997年、希望のマッキントッシュが2004年という、気がつけばもうずいぶん昔だな、って感じなんですけど、なんかそのころの時代というか、自分自身を思い出すことができて面白かった、というか、読んでて楽しいって感じですかね。あの頃はジョブスが亡くなるなんて、考えたこともなかったもんなぁ。なんか昔のアップルって、グレイトフル・デッドとかニルバーナっぽいポジションなのかも。

 ビデオはなし。YouTubeだらだら見てましたけど。DVD買ったから、見たいんだけどねぇ。

 まぁ、そんなこんなで、4月の半ばには日本に帰らなければならないので、でもって、また日本での暮らしが始まるので、少しリハビリというか、心の準備というか、心だけじゃなくいろいろ準備もあるんですけどね。でもかなりユーウツ。こっちで暮らしていけるようにいろいろ準備しなきゃなぁ(決意)。準備ばかりですよ。