微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

今週のこと

 先週と今週はセンター実習が1日づつ(先週は木曜日が大学の卒業式でおやすみ、今週は水曜日が祝日でおやすみ)で、体が楽。なのでワタクシ的な春休みな2週間ということで、読書三昧。たまった疲れが少しとれたかな。

 読んだ本

●無用庵隠居修行 (文春文庫)

海老沢泰久の時代小説は珍しいと思って買ってみたのですが、かなり面白い。でも終わり方がなんか唐突な感じ。解説を読むと急に亡くなっちゃったんですね。続きが読みたかったなぁ。

●新・知らぬが半兵衛手控帖 : 3 緋牡丹 (双葉文庫)

これも嫌いではないんですが、何となく時代劇ライトノベルっぽいというか。まぁ、頭を使いたくないときに読むにはいいですけどね。勧善懲悪人情ものはストレス解消になるし。

●日本をダメにしたB層の研究 (講談社+α文庫)

筆者の意見のすべてについて賛成するつもりまではありませんが、でも何となく自分自身でも感じていたことを文字にしてくれた感じもあって面白く読みました。大衆の意見を反映させなければならないのが民主主義政治であるとしても、大衆が理知的であったことがあるのか、って感じですかね。ところで知性って何かよくわかりませんが、欲しいモノではあるな。何を食べればいいんですかね。

●AI時代の勝者と敗者

AIテクノロジーが進化すると、機械が人間にとって代わるんじゃないか、みたいな話をしている本。でも、AIは、基本的には人間の能力を拡張するもので、テクノロジーをコントロールする人材はこれからも必要でしょ、みたいな話です。コスト削減のためにすべてを機械に置き換えると、テクノロジーの変化に対応できず、将来の発展にも対応できず、システムは一気に陳腐化するので、人間がやらなければならないことを切り分けて、人間がコントロールするシステム(教育とか法律制度も含めた)を作ることが大事ってのはもっともだよな。それにしても知識労働者のスキルほど、機械に置き換わりやすいって指摘はぞっとするやら、納得するやら。

●妾屋昼兵衛女帳面 側室顚末

妾屋の主人と剣の使い手が主人公。結構面白い、というかこれからもっと面白くなる気配。機会があったら次も買ってみようかな。

●廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

●ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル 色シリーズ

この2冊は今野敏。まぁまぁかな。たぶん続きは読まない気配だけど。

 最近読んで面白く感じる本の傾向がちょっと変わってきた気がする。好きな作家でも面白くない本ってあるし。まぁそれが当たりはずれってことなのかな。何を読んでも面白いってのはすごいことなんだろうね。

 くるねこ(ねこマンガ)が15巻まで99円だったので、一気買い。それ以降は20巻まで出ているようですが500円ちょっとの通常プライス。ちょっと得した気分。でも15巻、読み応えあるなぁ。