お言葉

　もう日本国民ではありませんが、ちょっと気になっていた天皇陛下のお言葉。もう体力的にきついし、みたいな話になるだろうことは想像してましたが、在位したまま亡くなると、1年間喪に服すので、皇室行事が滞るでしょ？　みたいなことまで考えてたのはびっくり。天皇として、いかに国民の役に立てるかをずーっと考えた上での話なんだろうなぁ。皇室の一員としてのノブレスオブリジェの意識の高さを垣間見るとともに、天皇としてというより、人としての潔さを感じちゃいましたね。純粋にかっこいい。

　オリンピック柔道、66キロ級の3位決定戦でカナダの選手が日本の選手に負けて、ちょっと残念な気持ちでいたのですが、勝って銅メダルを獲得した海老沼はぼくの出身大学の商学部だったことが判明。ナショナリティと母校愛の板ばさみな感じもあり。でも、電車の中で見かけた、「日本柔道、銅が限界か」の見出しでちょっと不愉快な感じに。銅だって立派だし、それよりオリンピックの舞台で国の看板背負って戦った人間に言う言葉かねぇ。メディアの人間の（鳥越某に代表される）下世話な感じが育ちの悪さを醸し出すよなぁと、天皇陛下のお言葉に感動しちゃったワタクシは思うのでした。