微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

K先生も歩けば

 今日も実習。明日の金曜日にいよいよ大阪の学会に出発するので、今日中にポスターのプリントアウト(ポスター発表なので)をせねばならず。そしてもちろんその前に最終的なゴーサインを親分からもらわねばならず、たぶん手直しもせねばならず、といったわけでちょっと大変な1日になりそうな予感。で、そういう時に限って4人も治療の予約が入っているという人気者っぷり。どゆこと! と、ただですら忙しい気配の今日ですが、これで終わらず。

 K先生(師範)が廊下を歩いている時にすれ違った看護学部の先生から、U.S.から来ているお客さん(どこかの教員らしい)が鍼治療を受けたいみたいなんですけどお願い出来ませんか的な話を無茶振られ、K先生は断るわけにもいかず、午後から1時間半で患者さんを2人診なければならないボクのところに外人つながりで無理やり押し込まれちゃいました。アメリカ人とカナダ人では、犬と猫ぐらい違うんだけどね。

 で、この話はまだ続き、さらにお昼どき、K先生がカフェテリアを歩いている時に、さらにもう1人お願いできませんかと頼まれてしまい、1人だったはずの患者さんが、2人に! たのむからK先生、学内をうろうろしないでくださいよ、と思ったわけですが、そういったわけでU.S.ペイシェント対策にはボクともう1人、Y先生(別のチーム)が駆り出され、ボクが診るはずだった患者さんは同僚のY先生が自分の患者さんと合わせて3人をかぶって診る羽目になりそう、と、まあ大騒ぎのK先生チーム。

 午前中の二人は平穏無事でしたが、問題は昼からですよ。問題のアメリカ人は1時に来院、軽く問診。腰の、ちょっときつめな疾患の患者さんはY先生とK先生の混成チーム。肩の痛みはあるけど、どっちかといえば体験治療的な患者さんはボクが担当しました。で、なんとか治療を終えたわけですが、治療中、まぁ英語が出てこないこと。側臥位って横向きに寝る姿勢があるんですけど、これは英語でなんて言うのかわからなくて、身振りでその姿勢をとってもらって、この姿勢は英語でなんて言うんだ? って聞いちゃってみたり。鍼がささっているところを彼女のカメラで撮影してあげたりもして、チキチキっぷり全開でした。

 英語しゃべりながらの治療でぐったりしちゃってましたが、休む間もなく親分の研究室でポスター発表の最後のチェック。いろいろ指摘されましたが、どちらかというと、次回以降の学会発表に向けての作法に関する注意が多かったですね。でも、学会発表はこれっきりしたいが。

 夕方、ドクター課程の先輩に教わって、ポスターをプリントアウト。するとデータ移動用に持っていたフラッシュメモリがクラッシュ。なぜ今! 同期の柔道整復分野の女の子にメモリーを借りて何とかしのぎました。フォントミスがあってリプリントしたのは秘密です。あー、つかれたー。

 帰りに1人でそっと打ち上げ。油淋鶏。

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ビール。

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 それにしてもいろいろな人に助けてもらったなぁ。どうもありがとうございました。円谷幸吉がお世話になった人ひとりひとりにお礼を言った気持ちがわかるな。ボクはまだ走れますけど