微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

不愉快なゆとりちゃん

 今日、ちょっとしたプレゼンテーションを聞く機会があって、中国人による中国のフェイク品の話と、アフガニスタン人によるバンクーバーのホームレスの話だったんですけど、どちらもなかなか興味深いものでした。で、ホームレスについてのプレゼンテーションで、プレゼンターの彼の知り合いの学生がホームレスにインタビューしたりして作ったビデオを借りてきて見せてくれたんですけど、これが結構いい出来で、一部しか見せてもらえなかったのがちょっと残念な感じ。同席していた日本人の女の子(ゆとり世代)も同じ感想を持ったらしく、全部見たいからそのビデオをコピーしてくれ、とプレゼンターにたのんでいたのですが、彼は、なにせ自分のものではないので、コピーライトがあるからちょっとね、みたいにやんわり断わってました。でも、ゆとりちゃんは一歩も引かず、No problemだから、とごり押し。誰にとってのNo problemだよっ、と心の中でつっこみつつ成り行きを見守っていると、じゃあ、見終わったらすぐ消してくれるね、約束だよ、とプレゼンターの彼(ナイスすぎる!)があきらめて譲歩。彼は約束のしるしのシェイクハンドをしようとしたのですが、それも拒否しつつコピーだけをちゃっかり手に入れてました。さすがに見かねてやんわりと、彼は著作権の問題があるからって言ってるんじゃない? と日本語でいってみましたが、大丈夫、関係ないから、という驚異の返答を喰らい、権利侵害を承知でやってる人には何を言ってもムダだよなぁと思いつつも、ちょっと不愉快。でも、中国人のフェイク品の話の中で、日本人はニセモノ作ったりしないから、と言い切っていたのに、違法なコピーはそれと同じことなのがわかってないあたりが気の毒なゆとり世代ならではなのかなぁと思ってみたり。それとも数年日本にいない間に日本はこんな風になっちゃっているのでしょうか。

 なんか怒りにまかせて書いたので、今日のブログはとげとげしいなぁ。