寄付

　中国人の友達がいきなり、チョコレートを買えと。彼女の子供の学校が、チョコレートを売って寄付を集めているらしい。いきなりでびっくりしましたが、おもしろそうなので一口。ママさんサークルの手作りチョコみたいのが来るのかと思ったら、かなりちゃんとしたチョコが。

このチョコ2ドルならいいんじゃないの、みたいな感じですが、原価を引いてちゃんと寄付の分の差額が出るのかちょっと心配です。でも裏を見るとピザハットのクーポンが。

なるほど、スポンサーとかもついているんですね。

　カナダの募金とかボランティアはずいぶん整備されていて、いろいろ合理的なところが多い気がします。チョコなんて色のついた羽根より気が利いてますしね。あ、コストが違うか。

　募金と言えば数年前、実家にいるときに町内会から赤い羽根の募金の集金にやってきて、領収書もわたさず500円集めていったことを思い出しました。そういえばその時に赤い羽根の現物はもらったか定かでないな。羽根なんて使い道もないけどね。

　しかしこうしてみると日本の募金はヤクザのみかじめ料の方に近い気もします。集金に来る、値段の割には安っぽい品物と引き替えだったりする、領収書がデフォルトではない、上納される、使い道が不明、あたりが共通点でしょうか。でも日本ってくくりは乱暴かな。一部の地域では、ってことの方が正確か。なにせうちの実家のあたりは普通にものを買って領収書ください、って言っても、うちそういうのやってないですから、って言われちゃうところだからなぁ。その時は異次元に迷い込んだのかとマジで思いましたよ。