微妙ですが、まぁなんとか

みなさま、お元気ですか?

人はなぜ

 なんか外出自粛のおかげで、自宅で少しこった料理を作る人が増えている、みたいな記事を読んだような気がしているんですが、確かにうちの中でする気晴らしとしてはいいよな、料理。特に誰かに食べてもらえると楽しいですし(まぁ、毎日義務的に作らなければならないとなるとまた違った感想なんでしょうけど)。で、ワタクシはというと、今のところはカップ麺とかそんなのばかりで、ご飯も炊いてません。でもなんかデザートみたいなものを食べたくて、うちにあったJELLOを作ってみます。

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体に悪そうな色遣いがいいのよねぇ。買い置きがあるのでこの籠城期間中に作りまくりますかね。

 鎌倉シャツというシャツメーカーが洗って使えるマスクをネットで販売していたのですが、これが結構かわいい。クオリティも良さそうなので注文しようと思ってアクセスしますが、昨日の夕方から全然つながらない。朝、早めに起きたので再度トライしたら何とかつながって注文出来ました。届くのは6月の半ばになるみたいですが、楽しみですねぇ。

夢は枯野を

 検査結果がまだ来ませんねぇ。陽性優先で陰性は後回しって話らしいので、とりあえずは大丈夫だったってことでいい? まぁ、カナダでのこっそりした暮らしでウィルスに感染しているとすれば、それはもう神の怒りを買っている以外にないってことで、ワタクシ的には雷に打たれるぐらいの確率ですよ。神様は普段の傍若無人なワタクシを許してくださっているのかしら。まぁ、カナダの神に祝福されていたとしても、成田でもらっている可能性もあるし、毎日検温しつつ、引き続きひっそりと暮らします。成田でもらっていれば、あと数日で症状が出るかもしれないしね。

 それにしても、検査の結果待ちでもうすでに病気療養中感が全開。寝ていてもなんかのどが痛いような、胸が苦しいような、そんな気さえしてきます。何となく頭がぼーっとしているのは時差ボケだと思うんですけどね。何か違和感を感じたら、って言うけど、違和感って日常的にあるじゃん。

 感染者の人の手記を見ると、軽症でもかなりきつそうで、インフルエンザのピークの感じが10日とか続くっていうし、正直、恐怖。人工呼吸器をつけなきゃ軽症って、とりあえずすぐに死ぬ確率が低いってことだけで、風邪みたいに寝てればいいじゃんってことでもないっぽい。はてさてどうすれば。

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 カナダのコスコで買ったウォーキングシューズを出してみます。インソールを入れて準備万端。ゴールデンウィークにおろす感じでちょうどいいかな。これを履いて、どこかに遊びに行きたいよぉ。

救援物資

 社長がネットでマスクを注文しておいてくれて、いつ発送されるかわからなかったので(中国からだったっぽい)銚子に届くようにしてあったのですが、それが無事に届いていたっぽい。父親に頼んで一部を東京に送ってもらいました(社長、おやじ、Thank you!)。

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きれいだし、けっこうよさげ。開けて中身を確認したいような、開けずにそっととっておきたいような。なんか使い捨てマスクの在庫に気をつかう日々ってやだなぁ。

閉門蟄居2日目

 昨日は残務処理をして、まとめてブログを書いたらもう午後3時過ぎ。ちょっと寝転がって本でも読もうと思ったら、横になった瞬間にもう意識が飛んで、気が付いたら夜中の12時すぎ。あっという間に1日が終わってしまいました。

 日本で食べたいものの1つに立ち食いそばがあるんですけど、諸般の事情(ワタクシ自身のことと、あと密集して食べる感じがちょっと怖い)で、しばらく無理っぽいので、買い置きのこいつを夜食に食べます。

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おそば、おいしいよなぁ。

 日本の夜の12時はバンクーバー時間の朝の8時。しっかり時差ボケですね。2週間かけてなおせばいいか。

朝から

 さて、昨日何とかうちに帰りついたワタクシですが、一晩明けて思い起こせば、昨日はいろいろなことがかなりスムースに。今のところは特にダメージもなく、話のネタとしておいしいレベルでおさまってますね。ワタクシを守る大いなる力に感謝、ってことですよ。とりあえずあとはPCR検査の結果ですねぇ。

 さて、閉門蟄居1日目。朝からレンタカーを返しに行ってきます。まずガソリンを満タンにして、それから地下鉄でひと駅の江戸川橋にある営業所へ。実はうちの近所にも営業所があって、死ぬ気で走れば30秒ぐらいの距離なんですが、そこは乗り捨てができない営業所なので、そのひと駅はなれた営業所に返すってことに。

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 ナビのおかげで迷うこともなく、返却手続きもさらっと終わってあとは帰るだけ。でも公共交通機関禁止なので、てくてく歩いて帰ります。この春の日差し中での散歩も悪くありません。これで世の中が平穏無事だったらなぁ。世界平和を願う人の気持ちが最近ちょっとだけわかりますよ。

 さて2週間、何して暮らそうかなぁ。

今週のこと

 いやー、世界中で国際的な移動が減少している中での日本再上陸。いろいろあって気疲れしました。でも、ふたを開けてみたら、おかげさまでいろいろなことがスムーズに。いろいろな人の影の努力で世の中が回っているなというのが垣間見えましたし、特に今回はいろいろな人に助けてもらいました。日本航空、成田空港検疫所、ニッポンレンタカー、どうもありがとう。

読んだ本

●旗本ぶらぶら男 夜霧兵馬 https://amzn.to/2V7Rov5

 ずいぶん昔(2014年11月だって!)に買って、忘れていたのをいまさらながらに。軽めで肩がこらないのがいいかな。最近、不幸せな話がなさそうな、軽めの本ばかり読んでいるのは、たぶんこういうご時世だからだろうな。

●背表紙は歌う 井辻智紀の業務日誌 https://amzn.to/2K8qGvU

 出版社の営業が主人公という、なんともレアな設定ですが、本好き(本の情報や読書好きってことじゃなく、本ってブツが好きってことですかね)ならかなり面白く読めるのでは。久しく本屋に行ってない(アマゾンばかり)ので、いろいろ落ち着いたらリアル本屋さんに行きたいなぁ。

 日本って国は現場の頑張りだけでなんとか持っている感じがするよな。で、この世界的な危機の中でそんな頑張りを見せてる最前線の検疫所とか医療関係者には従軍記章、ウィルスに感染しちゃった人には戦傷章をせめて授与して、国家として功績をたたえるぐらいしてもいいと思うな、戦争だもの。

上陸

 18時過ぎに無事着陸。そのまま機内待機。ちょっと前に着陸したカタールからの便の検疫作業をしているらしく、2時間待ちの見込みとのこと。でもカタールからの便にはそれほど人が乗っていないような雰囲気が伝わってきたので(なんか13人とか言ってたのが聞こえた)20時過ぎのレンタカーに賭ける決意。

 予想どおり1時間ぐらい(19時ちょっと)で降りられる感じになってきたので、逆にそわそわ。まず家族のお迎えやレンタカーなど、帰りの手段が確保されている人から先に飛行機を降りて検疫に向かうとのこと。おおー、なんか段取りいいじゃん。ということで最初のチーム(12人)が下りて検疫に。ワタクシもそこにいれてもらえました。

 検疫では、もうちょっと広々机を置けばいいのに、ってぐらい密集したところで、幅80㎝ぐらい、長さが1mちょっとぐらいの立ち机に4家族。係官から家庭教師と生徒よりちょっと近いぐらいの距離で説明を受け、書類にサインを。別の家族とも近いですし(50㎝ぐらい?)まぁ、ウィルスをもらうとすればあそこだな、とも思うのですが、係官はそこにずっといるので気の毒だよな。騒ぎがおさまったら従軍記章とかあげてくれって思いますよ。

 で、うわさのPCR検査。痛いの? って聞いたら、痛くはないけどかなり不愉快、だって。で、思わぬくしゃみが出ることがあるから、口だけマスクしてくれってことでマスクをしてぐりぐりされましたが、特にドラマもなく無事修了。

 で、そこから入国審査に行く前に、帰りの手段の確認。このタイミングで19時半ぐらい。どうやら役所の方で確認が取れないと外に出してもらえないらしい。で、その場でレンタカー屋さんに電話して、正規の閉店時刻の20時は無理そうだけど、20時半に間に合いそうなのでよろしく、とのことでお願いして、やっと厚生労働省管轄のエリアを抜けて、法務省管轄のエリアへ。社長にレンタカー屋に電話しておいてもらってよかったー。どうもありがとう。

 まぁこのバリバリ日本人な見た目が悪いんでしょうけど(この時期、外国人はほとんど来ないしね)、日本人のゲートに案内され、パスポートをスキャンするように言われますが、何度やってもエラー。外国人はあっちだってことで、また移動して50mぐらい離れた部屋の反対側にある小部屋へ。そこでは、いつものような在留カード見てあとはほぼスルーって感じじゃない、ちゃんとした入国審査を受けました。もちろん指紋と写真も。まぁこういうご時世なのでちょっとね、という話でしたが、外国人は基本的に入国拒否なのでそうなんだろうな。で、無事に日本に入国。

 入国すると、おそらくは厚生労働省と思われる担当者が1人待っていて、その人の案内で荷物をピックアップして、税関を通って、さらにレンタカー屋のカウンターまでついてきて、レンタカーが借りられることまで確認して帰っていきました。うーん、かなり徹底しているなぁ。まぁ、空港出てから先は厚生労働省的にはあずかり知らぬところではありますが、少なくとも公共交通機関をつかわないようにする、って目的は無事貫徹されているし、ここまでされるとさすがにこっちもいろいろ考えるよな。

 レンタカー屋さんのカウンターへは20時10分ごろ(営業時間が終わって、もう売り上げの集計始めてた)、説明を受けて車を引き渡されたのが20時半ごろでした。レンタカー屋さんに残業させちゃって申し訳なかったなぁ。

 レンタカー屋さんの話だと、先週あたりがものすごく大変だったらしく、1日80台とかだったらしい。それがしばらく続いたらしいから、もう死にそうなぐらいの忙しさだったのではないですかね。成田のレンタカー屋はエッセンシャル・ワーカーだよな。

 で、日付が変わる前に無事帰宅。ふー。気疲れしたなぁ。

機内

 今回はバシネット席って前に壁があるところに席をとったんですが、まあ、足元が広い。

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ワタクシの足の長さでは、前の壁に届かないもの。そのかわりテーブルはひじ掛けに内蔵されているので、ひじ掛けはうしろに倒せないけど、まぁそこはいいかってことで。ともかく、かなり楽々でした。

 機内では、映画を見ずに音楽だけ。出来るだけ疲れないように、できれば寝るようにしてました。飛行機を降りてからが大変そうだからさ。

 以前は成田の検疫で記入させられていたらしいアンケートが配布されて、機内で事前に記入できるようになったのは改善点ですねぇ。初めのうちは少し混乱が見られたようでしたが、ずいぶん整理されたのかもな。

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 社長にレンタカー屋さんに連絡を取ってもらっていたので、その様子を聞きたくて、機内ネットを申し込み。ところがそのネットはドイツのプロバイダーの回線を使用するらしくらしく、ドイツからのアクセスってことになっちゃって、セキュリティ上の問題でSkypeは使えず。再認証用のコードの送付先をiCloudのメールにしていたのですが、そっちもアクセスできず。再認証のメールは日本のゆるーいプロバイダにしておくべきだったなぁ。で、悪戦苦闘ののちに、結局Twiterのメールでやり取りして、レンタカーは翌朝の変更でOKだけど、20:30に間に合うようなら対応してくれるってことになったらしい。どうもありがとう社長!

 そうこうしているうちに着陸前の軽食。

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びっくりするぐらい甘いヨーグルトを食べたんですが、そのあとに飲んだオレンジジュースが何の味もしなくて、ついに来たか、とかなりショック。コロナってにおいと味が感じなくなるらしいじゃない? でも、そのあとのコーヒーは味もにおいもしたので、一安心。どんだけ甘かったんだよ。

 なんか日本は嵐だったようでその予報のせいで飛行機の出発もずれたんですが、着陸前に降下を始めると、まぁものすごい揺れ。ちょっと酔うかと思ったもの。飛行機ってでかい方が揺れるんですかね、小さい方なんですかね?

YVR

 YVRってのはバンクーバー国際空港空港コードですけど、みんな普通に使ってる気がする。日本じゃNRTとかKIXとかって言わないのにね。成田とか関空とかって言うのか。

 まずバスでウォーターフロントへ、そこからスカイトレインでYVRエアポート駅に移動。道も空いてて1時間ちょっと。もちろんバスもスカイトレインもガラガラ。

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Social Distancingの心配なんか、まるっきりないな。

 空港もガラガラ。チェックインカウンターで手続。日本の厚生労働省からの注意書きを手渡され、日本語読める? と聞かれたので、Yesとこたえると、読んでおいてねと。入国に3時間はかかるみたいだから覚悟しておいてね、とか、YVRのセキュリティゲートは1か所しか開いてないからそっちに回って、とかの注意も受けつつ、飛行機の出発が遅れるからってことですかね、15ドル分のお食事券もらいました。でもお店は軒並み休み。セキュリティゲートの向こうにはご飯が食べられるところがないよって話だったので(実際はStarbucksと我らがTim Hortonsはやってた)A&Wハンバーガーを2つ買ってセキュリティチェック通過。

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X線のおばちゃんがハンバーガーの袋にやたら注目するのが気になりましたが。で、待合エリアで時間をつぶしつつハンバーガーを一つだけ食べます(あとは非常用、何があるかわかんないしさ)。

 空港で日本人らしい人を見ていると、なんとなーくピリピリしている人とSocial distancing お構いなしの人と2つに分かれますね。こっちに長くいた人と、最近日本から来た人との違いのようにも見えますが、どうなんでしょうかね。

JALからのメール

 バンクーバー時間の4/16夜の11時ごろにメールが来てたみたいなんですが、東京成田空港 強風予報のため出発に遅延が生じています、ってことで、出発が2時間遅れの15:45、成田到着も18:30。えー、レンタカーの予約が20:30だし、普通に入国手続きをしても2時間近くかかるってのに、いろいろありそうなこのタイミングで2時間で出国はまず無理だわ。で、メールを見たのが4/17の夜中の2時過ぎ。日本では18時過ぎで、もうそのタイミングではレンタカー屋さんのカスタマーセンターも終わっちゃってて、連絡取れず。やれやれ。ネット上でも変更やキャンセルはできず、仕方ないので次の日の朝からの予約を取って、今までの予約はキャンセルしてくださいってメールを出しました。こんなことなら飛行機のシートももうちょっといい感じのところにしておけばよかったなぁ。急いで飛行機を降りても、どう考えてもダメっぽいよなぁ。入国まで6時間程度かかる場合もあるって話だし、もしかしたら日付が変わるな。

 PCR検査の結果が出るまでは空港か自宅等で待機ってことで、できればとっととうちに帰りたかったんだけど、どうも空港の一画に用意された段ボールのブースで寝泊まりさせられるっぽい。本当は借り上げホテルに案内されるらしいんだけど、どうもホテルがいっぱいっぽいのでね。まぁ、なかなかできない体験ってことで、ここは面白がるしかないかな。

 しかし夜中の2時にいやな予感がして目が覚めてメールを見たんだけど、どうせならもうちょっと早く気配が感じられれば良かったのに。このカンの悪さがワタクシの限界か。ってか、いつも通り12時過ぎまで起きていれば問題なかったのにってことだよな。こういうドラマチックな演出はもういいですから。